千葉県で働く人の労働事情

憧れの関東ライフ

関東で暮らしたい!関東での暮らしを知りたいという方へ向けて、関東での生活や仕事について触れていますのでご参考ください。

総生産額が多い千葉

千葉県の労働事情の特徴と労働人口の割合に関してご紹介します。千葉県は県庁所在地を千葉市に置き、千葉市は政令指定都市です。千葉県は東京都と茨城県と隣接する関東地方の北東に位置しており、成田国際空港、幕張メッセといった施設があり多くの人が訪れる県です。千葉県の経済規模や平均年収、そして働き方について説明していきます。

総生産額が多い千葉

経済規模

千葉県の経済規模は全国で第6位で、内閣府が発表している県内総生産額は約20兆円となっています。千葉県の総生産額はベトナム、ニュージーランドの国内総生産額を上回る数字となっており、世界レベルの経済規模を持ちます。

労働人口

千葉県の公式ホームページによれば、2015年の千葉県の人口は約625万人であり、経済規模と同じく全国で6番目に多い人口を持ちます。千葉県の中で最も人口が多い都市は県庁所在地となっている千葉市であり、次に船橋、松戸となっています。人口625万人のうち、15歳~64歳の生産年齢人口は約391万人であり、千葉県に住んでいる人のうち62%が生産年齢人口となっています。そして労働人口は約327万人でこれも経済規模、人口と同じく全国で6番目に多い都道府県です。

平均年収

千葉県の平均年収は全国で10番目となっており、平均年収は約465万円です。全国的にみても年収が高く、給与水準の高い都道府県といえますが、物価も同様に高い都道府県です。物価指数は99.4となっており全国平均である100を下回っていますが、実際には全国で11番目に物価が高い県です。
しかし、東京都、神奈川県に比べると物価指数は低く、平均年収が高い割には物価が安いので、経済的な面を取ると近くの大都市と比べるととても住みやすい都道府県であることがわかります。

共働き率

2010年度の千葉県の共働き率は約50%となっており、全国で42番目に共働きの割合が低い都道府県です。核家族の世帯が全国で5番目に多く、都会の特徴である親族からのサポートを受けづらいことから夫婦揃って働きづらいといった面があります。
また、子供を預けるという面でとても重要な待機児童の数も、東京都、沖縄県に次いで全国第3位の多さとなっていますので、子供を預ける場を確保しづらいことから、専業主婦にならざるを得ないといった女性が多いことも考えられます。こうした現状に、夫婦揃って働きたいと考えている家庭へ向けて、子供を安心して預けられる場所を確保する動きがあります。現在は民間保育園を増園する取り組みなどを行い、待機児童数の削減へ向けて力を入れています。

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